会社概要
COMPANY
社長あいさつ
日本の舞台は、出雲の阿国が歌舞伎を創始してから、神の棒物や武家主体の能などとは別に民衆主体のものへと対象が広がり、近年では海外からのオペラ、バレエ、ミュージカルなども取り込んだ多彩な物となってまいりました。
私はまだ学生アルバイト時代から舞台の設計や創造に携わって来ましたから、自身の持つ技術をより多くの舞台人とお客様に役立てられないかと、弊社設立に至りました。
浅利慶太さんに「舞台に滝を出現させろ」と言われ、
蜷川幸雄さんに「舞台を火の海にしろ」と言われ、
野田秀樹さんに「舞台に役者を乗せて実物大のゼロ戦を飛ばしたい」と言われ、
その度に3日3晩思案して、安全、安価に実現して来た過去の礎は自分で言うには少々奢りがあるかも知れませんが広く深いものになりました。
400年の歴史ある日本の舞台の、残すべきを残して守り、変えるべきを広い観点からその時代に合わせて変えていく事が重要だと思っております。
物理的に見てあり得ない軽さのモノ、透明なモノ、火薬などの本火を使うモノ以外ならば、出来ない事は無いと考えます。
材質の見直しにより、回転舞台は厚さ60ミリまで薄く出来ますし、考え方によって安く良いモノを作る手法はいくらでもあると思っています。
舞台全面に毎秒200kgの水が落ち続ける「滝」の装置は他社の1/20の金額で完成したのですから。
舞台機構、展示物、美術装飾に限らず、面白いモノを作りたいとお考えの方、是非弊社にご相談ください。
会社概要
正式名称 | 株式会社蒼天 |
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代表者 | 鈴木 章久 |
設立 | 2016年9月 |
資本金 | 990万円 |
所在地 | 東京事務所:東京都町田市鶴川6-8-8-503 |
事業内容 | 舞台機構設計、舞台車両設計、デザイン、美術装飾 |
理念
舞台設計理念は何と言っても安全第一。
これは、舞台機構の仕込み、解体以外にも、本番が安全潤滑に進む事を指し、いかなる事態でも中断する事なく進行出来るバックアップ装置の付加を意味します。
次に、使う人の立場となり、観るお客様、装置を買うカンパニーの側からの視点で設計を行う事が重要と考えます。
座長なる大スターの命も、仕込む学生アルバイトの命も重さは等しいし、舞台設計においては、常に自身の設計や計算を疑い、楽観視せず、過去の他社の悲惨な事故を忘れず、しかし柔軟な発想で絶対安全かつ、より強く、より軽く、より美しく、より早く、より安い舞台の創造を探求して行きます。